鑑賞「001:初」

ハロー、せかい。ついさっき思い立って、また始めてしまいました。えへ。昨年のようにがっつりとはいきませんが、ほんのささやかなコメントとともに超不定期で(笑、私のお気に入りを紹介していきますね。のんびりおつきあいいただけたら嬉しいです。では『001:初』、TB1〜136までのなかからのピックアップです。


■ 音楽を初めて聴いた時みたいどんな嘘でもつける気がする
   (藤田美香)
この上句にして、下句に「嘘」をもってきたところの凄さ。この嘘はきっと、まがまがしさじゃなく、純度高くつきぬけていく希望にみちた嘘だ。『最後の一葉』、みたいなね。


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そうそう、ちなみに。昨年は『題詠blog2010』の投稿作品を紹介していた『純響社WEB』(http://junkyosha.com/)のコラムですが、今年は短歌雑誌の投稿欄からピックアップしていくことにしました。こんな感じ(http://junkyosha.com/atrie/10.html)。短歌誌にも毎月ものすごい数の投稿作が載っています、ウェブ同様、雑誌への投稿もきっと充実のひとときですね。これまで同様、よかったらぜひ読んでみてくださいね。