フルマラソンで言うと30キロ地点通過

ってとこですね。やっと70番台まで来ましたよ。。ぜぇ。。あと3ヶ月、期間内にゴールするにはひと月10首ペースでギリギリ。足で走るのと同じで、ここからが本当にしんどくなってくるんだろうな。呼吸をととのえてがんばります。


ちなみに072のお題で詠んだ「瀬戸黒」とは、桃山時代に美濃で焼かれた瀬戸焼の一種です。黒釉のどっしりした風合いで、技法の事情もあってそのほとんどが茶碗。瀬戸焼なのになぜ窯は美濃なのかは下記リンクを読んでみてくださいね。茶器の写真もあります。このフォルム、ほれぼれ。http://www.city.tajimi.gifu.jp/sangyo-kanko/kankou/minoyaki/004rekishi/002/002.htm


先週末、北大路魯山人展で彼の瀬戸黒も見てきたのでした。それでね、ふとこの歌を。食器は飾るもんじゃない使ってなんぼだ。魯山人もきっとそう言ったことだろう、そんな彼の器に焼きついた、さまざまな人、ひと、ヒト。

ね、あなたの食卓に並んだあなたの食器を、明日はじっくり手にとって、指でなぞって、見つめてみて。
いのちが。映ってるから。